ごあいさつ

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新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました。ありがとうございます。

◎勤労のすすめ
『イソップ童話の“ありときりぎりす”は、道徳の時間に働かざる者は食うべからず、または、蓄えあれば憂いなしといった思想を子どもに教えるのに使う教材である。ところがこの話を聞いた一年生の赤田勇人君は、いくら遊んでいたきりぎりすであっても。困っているのを見ると、助けてあげる、そして、反省を促すのが道徳心ではないかと大人に問うている。反省するものにも救いの道を説く宗教心をわたしたちに教えてくれている。どうして、一年生が、このような優しい意見を言ってくれるのだろう。その答えは、お父さんの生き方に影響されていたということだった。赤田君のお父さんは、学童保育所を地域の人たちと協力して創設するという仕事を成し遂げた人だった。このようなお父さんの人のために
働くという仕事ぶりが、勇人君の人間形成に大きく影響を与えていたのだった。~~ ところで、話が変わるが、最近の“ありときりぎりす”は結末が変わっていることをご存知だろうか。疲れ果てて空腹になって、たずねていったきりぎりすが目撃したものは、働き過ぎて過労死していたありたちの無残なすがただった。働き過ぎるのもよくないのだよという働き蜂といわれている日本人を、揶揄した話の結末となっている。時代の趨勢によって、正しいものの視点が変わっていくということなのだろうか。』
(鹿島和夫著“せんせいあのね”~ダックス先生のあのね教育~より抜粋)

◎一億総活躍社会
若者も高齢者も、女性も男性も、障害や難病のある方々も、一度失敗を経験した人も、みんなが包摂さ
れ活躍できる社会“一億総活躍社会”の実現が叫ばれている現在、一億総活躍とはどういう事なのでしょうか。

 日本は古来から勤労ではなく“働く”という言葉があっている民族です。
故に「傍楽(はたらく)=まわりの人を楽にしてあげる事や楽しくしてあげる」という文化ができたのでしょう。仙台のグループホームの入居者が、災害が起こったら家の玄関前に“我が家は大丈夫だぞう”と書いた安否を知らせる黄色い旗をつくり町内会に寄付をしました。その翌年に起きた東日本大震災では町内全家庭の42%が玄関先に黄色い旗を掲げました。そして掲げていない家庭だけを防災担当者がピンポイントで安否確認されたのです。その町内会では震災から五年経った今でも防災訓練の一環として黄色い旗を掲げることを義務付けて安否確認の訓練をしております。このように旗を作り町内の防災に役立つことも一億総活躍社会の一員となるのではないでしょうか。
(河北新報2016年10月19日(水)、2010年3月12日(金)掲載)

 今年も、ハートフル福祉募金は皆様のご協力の下で、“働くことはできないが、傍楽(はたらく)ことができる”人たちへの支援をしていくことも活動の一環として鋭意努めて参ります。
 本年も宜しくお願いしまして、新年のご挨拶といたします。

平成29年1月
認定 特定非営利活動法人ハートフル福祉募金
理事長  佐藤 隆雄

平成23年11月より「東日本大震災被災者等支援」を目的に設置しました

宮城県気仙沼地区

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宮城県女川地区

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宮城県石巻地区

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